私が必死で守ろうと思ってるものとか、大事に集めてるものは、誰かにとっては全然重要じゃなくてどうでもいいものなのかもしれなくて、それは逆の場合も然りで、だからもう、必要以上に悲しんだり憤ったりする必要はない。ジャンルが違うだけのこと。
ただ、それでも関わり合っていかないといけない場合もやっぱり時々ある。私はそれが苦手で仕方ない。頑なに防御するんじゃなくて、逃げるんでもなくて、新しい風を入れるみたいにできたらいいのになぁ。

「今ここに部活の同期たちがいてくれたらな」って、甘ったれた考えだけど何度も思う。でもいない。名古屋で双子を身籠ってたり、広島で営業をしてたり、埼玉で職人をやってたり、隣の町で病院受付をやってたり、東京でプログラマーをしてたり、本当にバラバラ。きっと何かあれば助けてくれるし、私も絶対に助けるけど、あのメンバー全員が揃って一緒に何かを作り上げたりすることはもう二度とないんだね。でも一緒に作り上げた過去があるから、こんなに愛しいんだね。
今抱えてることも、本当はそんな風にしたいのに、歯痒い。
あのさぁ先輩、一点集中で大切にするなら、その場所以外に多くを望んだり甘えたりできないってことだよ。そういうリスクを抱える偏り方なんだよ。私にも同じ傾向があるからよく分かるけど。そこを割り切れないならもうちょっと開くしかないし、それすらできないなら自分で頑張るか、代わりにお金とかで解決するしかないの。
4年前のうちらはわりと似たような考えだったはずで、今もきっと根本的には似てるんだろうけど、見事に道が分かれたね。むかつく、とか、イライラする、って言葉で誤魔化したけど、私の本心は「寂しい」だな。

とりあえず一段落ついたら、しばらくは自分のことだけに時間を費やすつもり。