最近はわりと色んな人に会う機会が多くて、鈍っていた感覚が研ぎ澄まされるような感じがする。初対面の人とか久しぶりの人と会ったり話したりすることは、私にとってすごく労力のいることなんだけど、同じくらい勉強になるのも確か。
昨日は大学の学部メンバー4人と1年半ぶりくらいに会った。そのうち1人のことを、大学生のころ私はあんまり好きじゃなくて(多分向こうも私に好感を持ってなかったはず)、敬遠してたんだけど、久しぶりに会ったらなんだか雰囲気が丸くなっていて驚いた。初めて色々な話をちゃんとして、「ああ、そういうことだったのか」と思うことがいくつもあったり。今でも好きではないんだけど、やっとまともに向き合えた気がして感慨深かった。
あと、友達の1人が連れてきた男の子がなかなかツボだった。友達になれたら楽しいだろうなぁ。冬に同じメンバーでスノボに行くかもしれないから、楽しみ。
大人になるって面白い。自由に使えるお金もあるし、みんなある程度年齢が上がってきてるから下ネタもリアルになるし、不用意に傷ついたりしない。自分がどんな人と合うかを大体分かってるから、変に疲れなくて済む。仕事じゃなくてプライベートだから、合わない相手とは無理して一緒にいる必要もない。
それを寂しいことだと思う人もきっといるけど、私はもう、ただただ楽ちんなのが一番いいから、年をとってすごく身軽になった。今でも初対面の人と会う前は胃痛がするけど、少なくともその場に行くか行かないかは調節することができる。大学生のころの私は、「そういう場所にもちゃんと行っとかなきゃ」っていう気持ちに、随分縛られていて辛かった。