女の子っぽい白くて華奢で陶器みたいな身体よりも、ちょっとくらい日焼けしてたり傷があってもいいからバネみたいにしなやかな身体になりたい。
前者を否定する気は全然なくて、ただの例えだけど、そういうカラクリみたいなものを、ちゃんと見抜ける人と一緒にいたいし、私も見抜けるようになりたい。
都会の真ん中にいたら、たまに本当に叫びだしたいくらい嫌気がさすことがある。ウォークマンの音量を上げて、目を瞑る。週末に見た山とか、食べた美味しいものとか、あったかい身体を、思い出す。
守られる花じゃなくて、強風にも耐えられる小さい樹木。そんな風に思われるようになりたい。