随分前に書いた下書きが残ってたのでアップ。

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部活の同期男子から、手紙が届いたとメールが来た。
同封した、卒業式の日に同期6人で並んで撮った写真は約束通り部屋に飾ってね、と茶化したら、写真より手紙を壁に貼っときたいくらいだよと返ってきて、思わず顔がにやけた。
夜中に書いた手紙は本心だらけで、そういうのを気にする相手でもないから朝を待たずに封をしたのだった。
お互いの1番になったり、大学時代みたいな濃い日々を一緒に過ごしたりすることは、一生の中できっともう二度とないんだろうけど、こうやって繋がったまま、私たちは年をとるんだと思う。なんとなくそんな気がする。
いつか私が子どもを育てることがあるなら、その時その子の傍にいるのは、きみの作ったおもちゃだよ。