ヒゲの先輩*1に、メガネの先輩*2とのことを話す機会があった。
ヒゲはメガネと同回生で、色んなことを分かってるし、対等な目線で見てくれるから、目から鱗がいっぱい落ちた。
「入社して色んなことに精一杯の時ってさ、男の弱い部分にめっちゃイライラしたやろ」とか、「あいつはお前以外に寄り掛かる相手がおらんかったんやな」とか。人に言葉にしてもらったほうが、心の中にストンと落ちてくる。
「いい子やったな、コマは。憧れでいてほしかった相手によく頑張った」と言われて、なんだか泣きそうになってしまった。
この人は昔から、肝心なところでちゃんと分かってくれて、照れずに優しくしてくれるから、すごいなぁと思う。
私も頑張ったし、先輩もきっと頑張った。それで色んなことがあって、過ぎ去って、終わった。結局はそれだけのことで、その本当の価値は、多分10年後くらいに分かるんだと思う。