2009年は、人との距離や密度を考えることが多かった。
去年の秋に元彼と付き合い始めて、今年の1月に別れた。その一連の出来事や元彼本人や周りにいた人たちは、たぶん私を成長させてくれたけど、私はすごく疲れたし、荒れたし、傷ついてしまった。
その直後くらいに、わりと仲のよかった同僚男子に幻滅させられるような出来事もあって、もう本当にしんどいのは嫌だなぁと思った。どれだけ親しげに近づいてきても、虚しさしか残らない人もいるって実感した。
見極めて、嫌な風に乱されそうなら近づかない、そういう方法を覚えようと思った。それがいいのか悪いのか分からないけど、今はまだ「苦手な人とも頑張って向き合おう!」みたいな気力が出てこない。
そのあと、なんとかここから抜け出さないと…って思ってたら、恋人やハチやハチの彼女が現れた。みんなちょっと変だけど、あったかくて好き。それぞれ色んなことがあったはずなのに、大切なところが歪んでない感じ。ガチンコで向かってくるから、「うわ、ちゃんと向き合わな」って思わせられる。それは、もともとがいいかげんな性格の私にとってすごく大事なこと。擦り減ったものがまた徐々に戻り始めた気がする。
来年はまた色々ありそうだけど、まぁ身体に気をつけてがんばろう。恋人とは、できるだけ長く一緒にいられるように笑顔でいよう。好きだと思ったら好きだって言おう。ちょっと変でもいいから、まっすぐな人になろう。