お昼すぎから図書館で卒論の資料と睨み合ってなんとか区切りをつけたあと、裏門まで走って行って学部の友達とお茶した。身長が170センチ近くある、細くて色白な森ガール。
最近ずっとなんとなく調子が悪くて、些細なことでイライラして、気が滅入ってたんだけど、あったかいカフェで甘い紅茶を飲みながら色んなことを話したら、自分でも驚くほどスッキリした。
そうか、私は誰かに「よしよし。がんばってるね」みたいなことを言ってほしかっただけなんだな、と思った。「コマちゃんの、そうやってきちんと考えられるところが、すごく偉いと思うよ」と言われて、何かがほどけた。認めて褒めてくれたら機嫌が直るなんて子どもみたいだ。情けない。でも嬉しかった。