ゼクシィを買う

世の中の人たちは結婚が決まったらとりあえずゼクシィを買うそうですね。
私は結婚式場の広告だらけの分厚い本をなぜ金を出して買わねばならんのか?と思っていたので、買わずに入籍して結婚式場を決めました。
でもゼクシィ買ってないと言うと周りの人に驚かれることが多く、担当してくれてるプランナーさんにも「装花やコーディネートの参考にもなるし一冊買ってみてもいいのでは…」と言われたので、渋々アマゾンで買ってみたのですが、進研ゼミか?というくらいのボリューミーな本や付録が届いて戸惑いました。付録がベルばらのゴム手袋だったのは、池田先生のファンとしては少し(いやかなり)嬉しかったけど。

読んでみて思ったのは、「なんかノリが違うな」ということです。テンションについていけない。ファッション雑誌でも同じことを思うのですが、そもそも私はものすごく根暗なので、キラキラハッピーなノリが本当に苦手です。
雑誌を買うよりも漫画や小説を買いたいし、おしゃれで量が少ないスイーツな店よりも美味いラーメン屋に行きたい。ネイルにも睫毛エクステにも脱毛にも芸能人にも興味がないし、最近のJポップも分からない。

そんな私が結婚式をすることにした理由はまぁ色々あるんですが、とにかくこの根暗な性格で結婚式の諸々のことに向き合うのは辛いので(結婚式が嫌なわけではなく、『キュートなスィートウェディングの作り方♪』みたいなノリが無理)、来てくれる人たちが喜んでくれるような式を頑張って考えてモチベーションを上げたいです。

ちなみに先日ドレスの試着に行きましたが、「私ほんとに胸が貧相なので、ビスチェタイプとか無理だと思います」と店員さんに言ったらみんな口を揃えて「そこはごまかし放題なので大丈夫ですよ!!」と言ってくれて、実際ごまかし放題だったので良かったです。ドレス姿を見た夫は「その胸どうなってんの?見たことない盛り上がりになってるけど」と言っていました。
AAカップでもドレスを着られるということを、ここに貧乳の希望として書き残しておきます。