福井・石川(2012/3/22〜23)

3/22(木)
8時42分大阪発のサンダーバードで福井、そこから普通電車で芦原温泉へ。
駅前でレンタカーを借りて東尋坊に向かう。東尋坊の入口(?)の店で海鮮丼を食べ、曇天の下を歩いていくと、船越英一郎が「待ちなさい!早まるんじゃない!」とか言ってそうな景色が広がる。

柵もロープも何もなくて、行こうと思えばどこまででも行けちゃうし、一歩踏み出せば簡単に落ちちゃうから、そりゃ自殺の名所にもなるよなぁと思った。
びびりまくる恋人に鞄とカメラを預けて1人で行けるとこまで行ってみたけど、ヒールのブーツで行ったのは完全に間違いだったよね。

そのあとは偶然見つけた店でおろし蕎麦を食べ(昼食2回目…)車を1時間ほど走らせて永平寺へ。正直あんまり期待してなかったけど、今回の旅で一番印象的だった。山に入った途端に一気に気温が下がって雰囲気が変わる。

福井でレンタカーを乗り捨て、夜に旅館で呑む日本酒を物色し、電車で加賀温泉駅へ。山代温泉にある「みどりの宿 萬松閣」っていう旅館のカップルプランにしたんだけど、予想外にいいお部屋でまいった。布団2組敷いてもスペース余りまくるし、こたつ付の副室とか半露天の岩風呂もついてるし、朝夕2食とも部屋食で1人17000円ちょい。苦労して探して良かった。
せっかくだし大浴場にも行ってみたけど、平日で宿泊客が少ないせいか最初から最後まで1人きりで怖かった。歌ったり泳いだりして怖さを紛らわそうともしてみたけどやっぱり怖くてあんまり楽しめず。
部屋に戻って一応セックスもしたけど、恋人がリポDを飲んだせいでなかなか終わらず(飲むと遅くなるらしい)、最終的に私が眠気に耐えきれず就寝。朝まで爆睡して、起きると隣の布団で恋人が眠っていた。なんていうか…すいませんねぇ…。


3/23(金)
11時のチェックアウトまで部屋でダラダラして金沢に向かう。
観光案内所で傘を借りてバスで近江町市場へ。恋人は海産物大好きだから喜んでたけど、私は魚屋の娘で市場育ちなので、さびれてしまった地元の市場を思って少し切ない気持ちになった。

ここの天丼おいしかった。近江町市場内の「じものや」っていうお店。
あんまり外で魚介類を食べたくないから(家に帰れば山ほどあるし、原価を知ってるから高いお金を払ってクオリティの低いものを食べたいとは思えない)、旅行すると苦労する。魚を食べまくりたいって思ってる恋人と、その地方の野菜や肉を食べてみたいって思ってる私。
そのあとはまたバスに乗って21世紀美術館とか。

にし茶屋町にある「野田屋茶店」の抹茶ぜんざい美味しかった。
夕方金沢駅に一旦戻って傘を返したりお土産を買ったりして、電車の時間までに少し食べようってことで駅の近くを歩き回って偶然見つけた居酒屋へ入り、ゆっくり食べ過ぎて電車に乗れなくなり、結局20時35分発の最終に乗って帰阪。


まとめ

  • 金沢は女友達と行ったほうが絶対楽しいと思う。
  • とりあえず恋人が優柔不断すぎて見ててイライラするので、恋人が迷ってるときには何かほかのことを考えて苛立ちを抑える技を習得したい。
  • 私は極度の方向音痴なので、恋人が地図に強いのは助かる。
  • いちいちゆっくり見てしまうので、スケジュールは時間の余裕を持って組み立てよう。
  • リポD禁止