朝、先輩からメールが来て、「3時ごろお茶しない?」って誘われたけど、ちょっと考えてお断りした。休日にまで梅田の人ごみを見ることや、また前回みたいに面倒くさいことを言われるのを想像したら、うんざりしてしまったから。
会えばきっと私は、何年も留年してのんびり大学に通ったり、好きな時間にバイトして遊ぶお金だけ稼いでればいい先輩を軽蔑して、「先輩は学生だからいいよね!」って理不尽に妬んでしまう。毎朝早起きして会社に行き続けなきゃいけない自分と比べてしまう。苛立ってしまう。今の私には、そういう感情をちゃんと抑えて笑う余裕がない。無理して会う必要性も感じられない。何より、会いたいと思えない。
なんで私を繋ぎ止めておきたいんだろう。彼女じゃない位置にずっと置きたいっていう先輩の主張がどれだけ傲慢か、きっとまだ気付いてないんだろうなぁ。気付いてても、「それが俺流☆」みたいに考えちゃう人だからなぁ…。
もう恋愛感情もなくて、彼女になりたいとも思えない私は、そういう先輩に何もしてあげられない。「先輩のことを好きなコマ」は、もういないんだよ、先輩。
夕方、大学の親友から電話がかかってきて久しぶりに話した。来週もがんばろう。