家その後

もう、ずっとこういう感じがいいなぁって、時々しんみり考える。長いあいだ同じ男の子と付き合うことが今までほとんどなかったから分からなかったけど、たぶん私にはこういう雰囲気が合ってる。 たまにものすごく嫌気がさしたって、結局戻りたくなる場所は同…

恋人の家はとても古くて、おばあちゃんちみたいな匂いがする。 田舎だから静かで、鳥の声が聞こえる。 春は黄砂が降って窓が曇る。恋人の車の上にも降り積もって、その上を野良猫が闊歩するから、紺色の車体にくっきり足跡がつく。文句を言いながら近くのガ…

淡路島(2011/8/17〜18)

いつもどおり旅程のみ淡々とメモ

最近読んだもの

万城目学「鹿男あをによし」 桜庭一樹「GOSICK」 百田尚樹「輝く夜」 桜庭一樹「青年のための読書クラブ」 群ようこ「かもめ食堂」 森見登美彦「四畳半神話大系」 上橋菜穂子「精霊の守り人」 梨木果歩「村田エフェンディ滞土録」(再読) 小林聡美「ワタシ…

インタビューズ

これ、聞きたいことがたくさんあるのに人見知り+めんどくさがりの私にはとても助かる。というわけで始めてみた。 ザ・インタビューズhttp://theinterviews.jp/daydream-witch はてなで流行ればいいなぁ。好きなダイアラーさんたちに聞いてみたいことがたく…

喪女ロールの作り方

【喪女ロール】 :天気のいい土曜日になんの予定もなく引きこもっている女が自分で作って自分で食べるシナモンロールのこと。 特徴 ・買い出しに行きたくないので家にない材料は使わない (どれくらい行きたくないかって、家にあった10年前のドライイースト…

なんでももっと大きく、より深く、高くなっていけばいいってものじゃない。 人生は短いから、自分のいやすい場所を見つけたらそこをひたすら清めていくほうがいいんだ 王国〈その4〉アナザー・ワールド よしもとばなな

その目から見る世界

東京旅行の最終日に同行者と一旦別れて、数か月ぶりに部活の同期男子に会った。 「2k540 AKI-OKA ARTISAN」に行ってみたいと言っていたので、お昼前に秋葉原の改札で待ち合わせした。 いつも通りのシンプルな服装や眼鏡、細長い手足、少ない荷物、7年前から…

東京―2011年6月24(金)〜26(日)

感想とか書くのが苦手なので、とりあえず行った場所の箇条書きのみ。

最近読んだもの

「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ」 「プリンセス・トヨトミ」万城目学 「喋々喃々」小川糸 「もりだくさんすぎ」よしもとばなな 「サウスポイント」よしもとばなな 「よろず春夏冬中」長野まゆみ 「恋文の技術」森見登美彦 「体は全部知っている」(…

三度目の夏

恋人に「最近AV観ると虚しくなってくるねん。なんていうか、結局手が届かんねやったら二次元と同じやなと思ってしまって…」という相談を持ちかけられたので、「私はなんだかんだで全盛期の柚木ティナが一番好きです」と言っておいた。

前の日記で書いた親友と、連休中に久しぶりに会った。 今の工房を辞めることになったらしい。経営不振で、雇う余裕がなくなったんだって。給与も去年の12月分がまだもらえてない状況で、ここ数か月は職人とは全然関係のない本屋のピッキングのバイトをして…

私の一番の男友達は、木で作るおもちゃの工房で職人見習いとして働いていて、世の中に慣れてなくて、人を信頼するまでに何年も何年も時間がかかって(私は出会って4年目にやっと信頼されたらしい)、協調性もあんまり無くて、頭がいいせいか理屈っぽく考え…

すべてのマイナスの感情も、笑顔を見ればその一瞬は吹き飛んで、「おぉ、笑ってる!嬉しいなぁ」って思える、そんな関係でいつもいたいと思うわけです。 日々はあまりにも流れていて、自分のことで精一杯になりがちだし、都会の喧騒に紛れてると、少しずつ少…

最近読んで面白かったもの

一日江戸人 (新潮文庫)作者: 杉浦日向子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/03/27メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 137回この商品を含むブログ (112件) を見る少女七竈と七人の可愛そうな大人作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/07メ…

今年のバレンタインは頑張ったぜ…! なんかこう…方向性を間違えてる気はするけど…。

2010年は、前半ずっと恋人がニートだったおかげで、色々考えさせられた。 私の中に根付く強情な価値観みたいなものを、引き抜いて1つ1つ検分していくような、対恋人というよりはむしろ自分との戦いだったように思う。 私は、いい意味でも悪い意味でもスト…

最近読んで面白かったもの

旅のラゴス (新潮文庫)作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/03/01メディア: 文庫購入: 44人 クリック: 360回この商品を含むブログ (142件) を見る百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)作者: 中田永一出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2010/08/…

宇宙のあらゆる場所で、人を含むあらゆる生物(もしくは鉱物、浮遊物とかも)が、それぞれの孤独を抱え、確実な受信の当てもなく、発信を続けている。そして何もそれは、悲壮感漂うことではない。 そう考えると、さあっと風が通ってゆくようだ。 (中略) メ…

へこんでても仕方ないな。昔の私はもっと強かったし、たくさんの1人の夜を越えたよ。3年前の日記を読んでたら「よく頑張れたなぁ」って思うくらい。 ここ最近はずっと穏やかな日々だったから忘れてたけど、やっぱりいつも研ぎ澄ませてたい。冷たい水みたい…

「この人おもしろいな」と思うと、あんまりオブラートに包まずに、単刀直入に色んなことを聞いたり話したりしてしまう(もちろん相手を傷付けるようなことには触れないように気を付けてるし、最低限の礼儀は守ってるけど)。 いちいち遠回しな言い方をするの…

15歳のときに、1つ年上の男の子をひどく傷つけたことがある。 一応付き合ってたんだけど、遠距離だったし、もう連絡先も分からないから、二度と会えない。 たまに思い出して、すごく申し訳ない気分になる。きっとわけが分からなかっただろうな、とか。ど…

あぁそうか、私はもう「大人」なんだなぁってなんとなく思った。身近な人が結婚したり、恋人が実家に来てうちの両親とごはんを食べたり、入社して2年半が過ぎていたり、そういう色々なことを(自分のことなのに)ぼんやりと遠くから眺めてる気分。 今のまま…

私が必死で守ろうと思ってるものとか、大事に集めてるものは、誰かにとっては全然重要じゃなくてどうでもいいものなのかもしれなくて、それは逆の場合も然りで、だからもう、必要以上に悲しんだり憤ったりする必要はない。ジャンルが違うだけのこと。 ただ、…

最近はわりと色んな人に会う機会が多くて、鈍っていた感覚が研ぎ澄まされるような感じがする。初対面の人とか久しぶりの人と会ったり話したりすることは、私にとってすごく労力のいることなんだけど、同じくらい勉強になるのも確か。 昨日は大学の学部メンバ…

夜の電車に揺られながら、楽しむことでしかこの人生を乗り切ることは出来ないんだろうなぁと思った。同じように、楽しむことでしか見返せない、とも思う。でも、私は絶対に、自分の快楽のために誰かを犠牲にしたくはない。 恋人といるようになって、あいつの…

最近一番ときめいた動画

なんだこの可愛い生き物は…!

大学時代にずっと好きだった先輩が、3年遅れで卒業したものの就職先がなくて廃人同然になってるらしいって人づてに聞いた。 未練も後悔も一切無いけど、最近になってやっと罪悪感だけは感じられるようになった。 あのころ確かに先輩はガキだったし、私も同…

夏の日々

胸の肉(というか皮)をむりやり寄せ集めて谷間(のようなもの)を作り恋人に見せたら「無茶や…(´・ω・`)」って言われた。毎日暑いね。私は元気です。木曜から女友達と2人で屋久島に行ってきます。